そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

神明宮 - 豊田市高岡町

豊田市高岡町に鎮座している神明宮。
大通りからはたぶん見えにくいと思うから小道に入らないと辿り着けないと思う。
 

正面の鳥居。
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この鳥居の前には味のあるアパートがある。
ボロボロなんだけど、こういう場所に住みたいなぁ
 
 

鳥居と社号標の黄金セット。
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鳥居は木製の神明鳥居、木製だから年代分からないだろうと思っていたら、
金属製のプレートが付けられていた … 昭和33年10月建立。
 
 
 
 
社号標アップ。
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明治40年8月建立。31×30
『宮』の文字に四角く跡がついてあるから、もしかしたら昔は神明社と呼ばれていたのかもしれない。

 

社号標の先のベンチで休憩するおばあちゃん。
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鳥居をくぐる前に、『神明宮と猩猩』という説明書きが目に付いた。
 
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『神明宮と猩猩(しょうじょう)』
この郷社は、昭和4年着工され 同6年4月8日に竣工された。
上棟式には、2万人もの人出があったという。
造営費は現在換算で、およそ5億円という。
昭和初期の不景気の中で、わずか80戸足らずの小村での大事業は、神への信仰の深さを物語っている。
問う神社には、この地域には珍しい「猩猩」がある。中国の伝説上の獣で、形は人間に似て人語を解し、酒好きという。猩猩に触られると魔除になると伝えられている。
猩猩は背丈が高く、人の1.5倍くらい、髪は茶色で長く、にやけた赤ら顔で、綿入れの着物を着て尻ばしょりをし、下向きの白い目が印象的である。

猩猩、そういえばジブリもののけ姫でも出てきましたよね。
「人間よこしてさっさと行け」っていうの、印象が残っています。
 
 
 

手水舎。
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水盤文字彫り深さはすごい、久々の大物 9cm。
 
 

祓所の木は剪定されて可愛らしい型体になっている。
チョコのアポロ型?
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これは神楽殿で合ってるかなぁ
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この神楽殿の前の玉砂利を見てわかるように、整備されていて綺麗だ。
これを撮っていたら向かい側の社務所から地元の方が出てきて話しかけてきた。
紅葉の時期だったから、紅葉の話を少ししました。
 
 
 
拝殿はご立派。
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鰹木6本、千木内削ぎ。
 
 
狛犬さん。
阿 - 球取り
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吽 - 子取り
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顔立ちは… あまり見たことない、特に目の辺り。

昭和6年4月8日生まれ。
残念ながら、石工名は刻まれていなかった。
 
 

ちなみに撮り方によってはゴジラになります。
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拝殿前。
社号標後ろのベンチで休憩してたおばあちゃんが、さっきまでこの丸太に座って長い間休憩していた。
おばあちゃんの特等席かもしれんね。
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社殿右側に境内社
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左から
・不明
・不明
・稲荷社
・山ノ神社

一応はラミネートした紙に社名が書かれてあるようなんだけども、日に焼けてまったく読めなくなってる。
境内の清掃整備はいいけども、こういうところも気がついてほしいな。
 
 

最後帰りがてら、祓所の裏の方で見つけました。
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旧鳥居でしょうか。
これまで足だけ残されたのを何度か見たことがあります。
9月19日は読めるけども、肝心な年が読めない。

片足しかないのかな。

周りを見渡してみると、下の方にもう一方を見つけました。
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離れ離れでかわいそうに。
 
たまたま今日 『雷桜』 を見たばかりだったから、離れ離れの姿が切ない (PД`q。)・゜・
 

【祭神】
大日孁貴尊
速玉男命
事解男命

【由緒】
創建は明らかではない。享保年間再建の棟札あり。
明治5年9月1日、郷社に列格し、同40年10月26日、指定社となる。
同42年8月1日、字新宮39番無格社新宮社を合祀し、大正元年10月25日、字長根13番、無格社秋葉社を合祀した。