石工団地神社 - 岡崎市上佐々木町
岡崎市上佐々木町の石工店が立ち並ぶ”石工団地”に鎮座しています、その名も石工団地神社。
ヤフー地図では表記ありませんが、グーグルマップだと石工団地神社の文字が出ています。
【石工団地の概要】
岡崎石工業は、今から500年前岡崎城が築城されるとき、岡崎みかげ石を多く使用したのが始まりである。その後、石垣や堀を築くのに優秀な石工を和泉の国から移住させた。その石工が城下町周辺に定住し、各種の石製品を生産するようになり、岡崎が石製品の特産地として知られるようになった。
明治時代に岡崎石匠組合が結成され、1962年(昭和37)に石工団地組合が結成された。現在も市の中心部から半径8キロ東北の地に、加工しやすい良質な石材が採掘されており、茨城県の真壁、香川県の庵治と並んで、日本の石材加工品の三大産地の一つになっている。
岡崎石工業は、今から500年前岡崎城が築城されるとき、岡崎みかげ石を多く使用したのが始まりである。その後、石垣や堀を築くのに優秀な石工を和泉の国から移住させた。その石工が城下町周辺に定住し、各種の石製品を生産するようになり、岡崎が石製品の特産地として知られるようになった。
明治時代に岡崎石匠組合が結成され、1962年(昭和37)に石工団地組合が結成された。現在も市の中心部から半径8キロ東北の地に、加工しやすい良質な石材が採掘されており、茨城県の真壁、香川県の庵治と並んで、日本の石材加工品の三大産地の一つになっている。
名前からして変り種神社だからワクワク。
行き方は、岡崎刈谷線(県道48号線)の石工団地信号を南に曲がればすぐなんですが、今回は南側から探し始めたのと、手持ち地図にアバウトな場所しか目印をつけていなかったから少し迷った。
うわぁ ここ神社じゃない。
単に石工置場だったんだ、だって扁額に名前も彫られてないし。
単に石工置場だったんだ、だって扁額に名前も彫られてないし。
周りをキョロキョロしてみて恥ずかしい姿を見られていないかチェック。
・・・大丈夫、誰も見てないな。
気を取り直して探してみると、すぐ隣に社号標を発見。
この社号標もポップな感じで、たまにはこうゆうのもいいね。
そしてこちらが本物の鳥居とお社。
御祭神は、石作の祖神である建真利根之命と、団地造成以来昇天された組合員の御霊。
ちなみにこの由緒碑の文字彫りがすごいんです。
写真でわかるかな。
この細さでこの深さ!彫り深さフェチにとってはたまらんです。
全国でも有数の石工技術をもっているだけに、素人でもこれはすごいと思う。
この細さでこの深さ!彫り深さフェチにとってはたまらんです。
全国でも有数の石工技術をもっているだけに、素人でもこれはすごいと思う。
水盤に
龍も狛犬さんもどこか誇らしげ。
社殿だって豪華な総石造りなのがすごい。
屋根の上にはシャチホコまで・・・
【石工団地三つの願い】
1.私たちは、石とともに生きる。
その調和の伝統を継いで、
いっそうの向上と発展に努めよう。
その調和の伝統を継いで、
いっそうの向上と発展に努めよう。
1.私たちは、石とともに生きる。
その職場の伝産を守って、
いっそうの研鑚と練磨に努めよう。
その職場の伝産を守って、
いっそうの研鑚と練磨に努めよう。
1.私たちは、石とともに生きる。
その福祉の展望に立って、
いっそうの創造と奉仕に努めよう。
その福祉の展望に立って、
いっそうの創造と奉仕に努めよう。
不景気なのは石工業も同じだと思いますが
伝統を絶やさぬよう活気溢れる町になってもらいたいものです。
伝統を絶やさぬよう活気溢れる町になってもらいたいものです。