そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

白山神社 - 岡崎市額田町中伊



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山の中腹に鳥居を眺められる光景って美しい。

そんな、岡崎市額田町に鎮座する白山神社

・・・というか今気がついたんですが、額田郡額田町は岡崎市編入合併されたんだ。
手持ちの道路地図はちょっと古かったから、額田郡額田町で参拝記録を登録してた。
これからもどんどん合併が進むようになってくるんかいなぁ
これじゃあ地図屋さんも大変だ。




閑話休題、鳥居を見つけた時の感動はすごいですよね。フォトジェネ。



アップでもう一枚。
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鳥居の下の方は民家になっているから駐車スペースは無いだろうな。
この写真を撮った場所に車を停めて、歩いて向かうことにしました。



途中には秋葉山の常夜燈。
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石段の下、社号標があることはあるがフェンスに囲まれちゃってる。かわいそうに。
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これも村社の文字が埋められている。
後ろに年代、『明治四拾壹年九月改』。改だって、旧のものはどれくらいのものだったんだろう。




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鳥居は見てのとおり新しい明神鳥居。
平成13.9。



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おどろおどろしいトイレ。トイレと言うよりも便所と表現しよう。


この便所の手前には大きな建物があって、横を通って境内へと向かっていくと社殿が見えた。

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なかなかいい光景。
なるほど、こういう配置できましたか。山の中でよくある社殿がえらく高い場所に建てられている配置。

きっとあそこまで上がると眺めがいいんだろうな。





ところで今横を通ってきた大きな建物は?
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楽殿?倉庫? どうだろ。

屋根は今までにない形で面白い。雪国にありそうな急な傾斜だ。
その天辺には五七の桐紋が確認できた。

表面には所々に虫食いのような穴が開いている。
その穴から誰かに覗かれているようだ… なんて思ったら変に気になってきた。
なんてこった視線恐怖症なのに。



石段下から見上げる社殿と狛犬
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高嶺の花っていう言葉があるように、高い位置に何かがあると、手を伸ばしたくなるようにそれがとても愛おしく感じてしまうのは自分だけ?



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精悍な顔立ちの狛犬さんは大正15.9生まれ。
右の阿形が玉取り、左の吽形が遊んでとせがむ子取り。(注:見た目から判断した自分の勝手な想像です)



水盤。
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拝殿。
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拝殿の屋根にも神紋がありましたが、こちらは五三の桐紋だ。
そもそも、五七と五三との違いもよく分からないからなんとも言えないが、統一しようとは思わないのかな。
意図的に変えてるとしか考えられない。





拝殿内は写真が飾ってあったり、縁が赤と黒のかっこいい白山神社の扁額さん。
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左側には表彰状!?
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表彰状
岡崎市中伊町
白 山 社
貴神社は神宮大麻頒布に尽瘁せられ特に過去三ヶ年において常に優秀な成績を収められましたことは洵に奇特の至りであります
仍て神宮大麻暦頒布始祭の佳日に当り本状を贈り表彰します

平成二十一年 九月 二十四日

愛知県神社庁長 小串和夫
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神社って表彰されるもんなんだと驚き。

優秀な成績かぁ...


拝殿左側のこの建物には、おみこしが保管されていた。
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社殿右側には唯一と思わしき境内社
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手前の看板に社名と祭神が書かれていたんですが、風化されて全部読めなかった。


【社名】
石神社

【祭神】
○○○○○神





ご神木はこれかな。
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雨上がりのぽかぽか陽気で気持ちがいい。
あくびがでるなぁ ほわぁあ~

社殿前の石段に座って日向ぼっこしよう。
誰も来ないから人目を気にしなくていいしね。




社殿前からも、鳥居前からも眺めのいい、額田町の白山神社なのでした。

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【祭神】
菊理姫
保食命
奥津比古命
 ───神社名鑑より