そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

神明宮 - 岡崎市額田町中伊



特に山の中では、目的の神社への行き方を間違えると苦労することがよくある。

今回の額田町中伊の神明宮もその一つ。

手持ちの地図を元に訪れたんですが、山だと地図の尺度が大きいからアバウトな場所に鳥居マークがあるだけで、どうやって向かっていいものやら分からない。

おまけにケータイのGPSにもないし、近くに地図看板があって車を停めてそれでチェックしたんですが、それでもよく分からず。



とりあえず適当なところで車を停めて、歩いて探すことにしました。




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写真の中央の先に階段がありそうだ、あそこから行けるかな?


コンクリートの階段をしばらく上り、その後山道らしく枯葉の小道を進む。

この先に神社があるかどうか分からないから、その過程を写真で収めてなかった。




途中には伐採したばかりの色をした木材が重ねられているから、人はそこそこ来ていそうだ。
それだけでもなんだか安心。

またしばらく進むと小屋が見えてきた。
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なんだろうね。




そしてその先に目をやると... 燈籠に、あれは社殿か!?
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よかった、こっち方面で合ってたんだ~

だとしたらさっきの小屋は神楽殿になるのかな?




石段をあがって社殿前。
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拝殿は千木内削ぎ、鰹木6本。
ということは女神、神明宮だから天照大御神か。




狛犬さん。

阿。
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吽。
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残念ながら、奉献時期は不明。読めなかった。





水盤は新しい。
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水口ないから当然水を汲んできてここまで運んでくるんだよね。たいへんだぁ




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本殿の千木は内削ぎ、鰹木4本。





右手には境内社と思わしき社。
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何社なんでしょ。不明。
なんの神様なのか分からないから、なにをお祈りしていいのやら…
とりあえず『なんとかなりますように』で、お手々ぱんぱん。






社殿の目の前には石段があって鳥居が見下ろせる。
こちらが正式な参道となっているんですね。
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本来ならこちらから来れたらよかったんですが、石工店の敷地の中を通ってくることになるのでこれじゃあ分からないや。

勝手に人の庭に入るようで居心地が悪かった。




ちなみにここの鳥居は靖国鳥居で驚いた。
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境内社では見たこと何度かあるけど、神社の顔となる第一の鳥居で石製での靖国鳥居っていうのはここいらでは少ない。(と思う)
特に山の中の鳥居って明神鳥居が多いし、しかも神明系の神社なのにだ。

この鳥居も狛犬さんと同じで建立時期は不明。





さらに石段を下ったところで振り返って鳥居の図。
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そこにはあったよ社号標が。
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これはしっかりと年代が刻み込まれていました。
大正10年3月。





ふもとのテニスコートから爽やかな声が届いてくる。
日当たりも良くてそこそこ眺めもいい。


でも山の中は石段が多くて大変だ。
神社を一日のうちにあちこち巡っていると、4社5社でもういっぱいいっぱいだ。

こういうところってお年寄りが参拝するのは大変なんだろうな。