そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

天王神社 - 岡崎市滝町



川沿いに鎮座する、岡崎市滝町の天王神社

着いてみれば川の反対側に鳥居を発見。
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向こう側には駐車スペースがなさそうなので、こちら側で車を停めて歩いて向かうことにした。



ちなみにこの橋『天王橋』。
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時刻は正午。
午前中は雨が降っていたので水が濁って水流も速い。

その流れにのって匂いも届いてくる。

川の匂い、土の匂い、山の匂い。

気持ちが落ち着く匂いだ。





鳥居。
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小石がこれでもかってくらいに乗せられている。

建立時期は珍しく表側に刻まれていて、明治31年8月だ。





鳥居をくぐれば石段。
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なんとなく数えた段数は67。





想像通り境内は小さいです。

端から撮るとこれくらいのスペース。
右側がいま上ってきた石段。
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一応、これは水盤になるのか?
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水盤の横にはふるさとの名木「天王社のやまももの木」とな。
肝心のやまももの木を撮ってなかった(TT)
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楽殿
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その裏に本殿。
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祭神はなんでしょうね。
天王神社だから牛頭天王スサノオだろうけど、山での神社って由緒碑ほとんどないし、愛知県神社名鑑にも載ってなかったからな。




本殿の横に、唯一と思われる境内社
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こっちは全然わからない。





これはご神木と捉えていい?
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鳥居が古いところだっただけに狛犬さんも期待していたんですが、結局居ませんでした。


それから1点気になったことがある。
楽殿の四隅にある瓦の文字が『水』となっているんですが、
一ヶ所だけ水の文字が無かった。つまり3ヶ所だけ。これって取り付けミスかな。そんなわけないかな。


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水...

スサノオといえばヤマタノオロチ
ヤマタノオロチは実は河川の氾濫の象徴だったという説もあるらしいから、水害に悩む村人の思いがこの神社となって表されたんじゃないか… と自分なりに考察しましたがどうだろう。



境内社の瓦にも水の瓦があったことから、これもまた水関連の祭神が住んでいるのかもしれません。