そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

小島八幡神社 - 西尾市小島町



国道23号線 中原インターチェンジの東側に位置しています、西尾市小島町の八幡神社

地図をズームすると天神社の表記だけありますが、これは境内社で、八幡神社社殿は+の場所です。


南側 鳥居と社号標ね。なかなか立派。
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・鳥居…大正14年3月
・社号標…大正14年10月

年代も両方共なかなか。
社号標の文字彫り深さも5cmとなかなか、ちなみに36.5cm×36.5cmの正方形とセンチにすると微妙な長さですが、単位を変換すると12寸だ。




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ここの参道は印象的。
鳥居から社殿まで距離があって、周りが田園のアスファルト参道。
燈籠がいちにーさん対。

なーんかこの光景を見たことがあるデジャヴ?と、歩きながら思っていましたが、家に帰って調べてみるとやっぱり。
いつも覗いているブロガーさんのとこで紹介していた神社だったんです。




境内はちいさな山の上にあるようで、石段を上っていくわけなんです。
その上る前にフォトジェネ。

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見上げた先に、拝殿の『八幡神社』の扁額が輝いて見えた。

そうか、待っていてくれてるのか。はっちゃん。




ヒーヒーいいながら拝殿前。
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第二の鳥居は昭和42年10月製だ。




水盤と井戸の手水舎。
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水盤に『水盤』て、まんまじゃん。
鳥居に『鳥居』、狛犬に『狛犬』て彫るようなものだね。文字深さ5.5cm。




神木はどこへ?
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狛犬さん。
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拝殿の扁額。
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これがさっき石段の下から見えたんだ。

微妙な写真の構図なのは、飛行機雲が見えたから一緒に撮ろうと思って(写真だとよく見えないだろうけど)

ここの神社に滞在している間に、約10回くらい飛行機雲をみつけた。



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屋根を見上げると、瓦には ん? 左二つ巴。
な~んかここの神紋は統一されていないんですよね…



石段下の燈籠にあったのは、
右側は右三つ巴。
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左側は細い右三つ巴?初めて見た(゜゜ )
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石段上ったところにある灯篭は、左三つ巴。
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少なくとも4種類の巴紋が確認できました。

八幡社=左三つ巴と思っていたんだけどなぁ
そもそもこの巴紋の違い自体が分からないしなぁ



境内右手側には、ぼろぼろで所々に穴のあいた神楽殿
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それから古いトイレ。右側のスペースは立ち小便用ね。
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いつもはトイレに点数をあげますが、これだけ古いと加点は無しです。あしからず。





本殿を眺めるにはまた坂を登ってから見下ろす格好になります。

とそこで、

目の前の木々からコンコンと音が響いてきた。
よくよく目を凝らして音の発生源を探し当てると、鳥が木を突っついている音だと気がついた。
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最大ズームでやっと見えるくらい、わかるかな?
一瞬キツツキだ!と興奮しましたが、こんな細い木に巣穴は作れないし、一体なんという鳥なんでしょう。
しばらくのあいだ境内にコンコンと音が響いていて、そのうち飛び立っていってしまった。



動物は他にも出会ってますぜ、今度は犬。

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気の弱そうな犬で、瑞垣のすき間からこちらを観察。

犬の方に寄っていくと逃げられました。
その逃げていった先にはなにやら石柱が立っているじゃないですか… ちょうど社務所の裏側となっています。

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表を見れば諏訪社跡地なんだってさ。
調べた情報によると、神殿の老朽化が激しく、平成7年に八幡神社に合祀されたんだそうな。


八幡神社の祭神は
誉田別尊
天照大御神
天津児屋根命
菊理比咩命
伊邪那美命
淤加美命
宇迦之御魂神
火産霊神
建御名方命

明治43年の神社統合で、白山神社・淤加美・稲荷社・荒神社を合祀した。





少し離れた場所には境内社の天神社。
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これが地図上に表記されていた天神社。



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鳥居の扁額には、木の枝が挟まってらぁ





この天神社の先へ進むと、境内への別の入口で鳥居があります。

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鳥居と社号標もある。
社号標には『八幡宮』って、昔は八幡宮と呼んでいたんだ。
年代は明治41年10月10日と古いですね。


鳥居の建立時期は不明。
左右の柱の表側には四文字熟語が彫られていましたが、よくわかんない。

享保五歳』 『孟夏(?)下旬』



それから気になったのが、笠木島木の左右の繋ぎ方。
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木材でもこのような繋ぎ方ありますよね、ダッシュ村でもやってた記憶がある。
大抵のとりいは直線的な繋ぎ方ですけど、このタイプは初めてだったのでうれしかった。




なかなか楽しかった小島八幡神社なのでした。

最後に第一鳥居を境内側からぱちり。

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