そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

知立神社 - 知立市西町

ここの地域ではそこそこ有名な知立神社。

地元に住んでいながらこれまで一度も訪れたことがなかった… 面目ない。
心を込めて参拝させていただきます(´人`)

西三河一の名社だとか、日本武尊がもとを作ったとだとか、江戸時代には東海道三大社の一つに数えられる(あとの2社はなんだろう)とか、いろいろと言われているらしいですね。




鎮座地は国道1号線と155線がバッティングするところ。
155線からの方がスムーズに行けるかと思います。




立派な鳥居。
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駐車スペースはこの鳥居の向こう側、境内に広々とあります。
境内に車を停めるなど不謹慎!なんて言ってるブログをよく見かけますが、まさにそんな感じ。
悪いと思いつつも他に停められないから仕方ないよね。




鳥居をくぐった右手に見えるのが、重要文化財にも指定されている有名な多宝塔です。
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風格のある佇まいはさすが。
多宝塔ってよく知らないんですが、文字の通り宝物を収めてあるのかな。

訪れたときは参拝者も少なくて撮影しやすかった。




知立神社と知立公園案内図。
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豪華な手水舎。
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鯉の噴水?のある神池を通り過ぎて
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社殿を斜めから。
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う~ん 立派な佇まいで威風堂々としています。



社伝より↓
景行天皇の時代、日本武尊が東国平定の際に当地で皇祖の神々に平定の祈願を行い、無事平定を終えた帰途に、その感謝のために皇祖神を祀ったのに始まる。850年には後に知立神社の別当寺となる神宮寺が天台宗の僧円仁によって建てられる。またこのときに多宝塔も建てられた。現存する多宝塔は1509年に重原城主山岡忠左衛門によって再建されたものである。多宝塔は明治40年重要文化財に指定された。また古来より「蝮よけ、長虫よけ」の特殊信仰があり、神札を身につければ、蝮蛇に咬まれないと伝えられ、北関東から山陰地方に至る各地に御分社がある。

参勤交代の途次諸大名は必ず神札を受けられ、明治元年明治天皇御東幸の砌勅使が差遺され奉幣が行われたという。




拝殿正面。
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狛犬さん。

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しまった 狛犬さんの年代を見るの忘れてた…
なかなかの由緒がありそうな狛犬さん。立派な角も生えていて、走ると遅いタイプ。




主祭神
彦火火出見尊(ヒコホホデミ
ニニギとコノハナノサクヤビメとの間の子で、神武天皇の祖父。名前の「ホ」は、神話では火の意味としているが、本来は稲穂のことと考えられる。火が消えた時に生まれた子であるので、農業には大切な水との関連もあるんだそうな。

■鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズ
ヒコホホデミと、海神の娘であるトヨタマビメの子。「他国の者は子を産む時には本来の姿になる。私も本来の姿で産もうと思うので、絶対に産屋の中を見ないように」と夫に言うものの、見られてその恥ずかしさから逃げ出すという、鶴の恩返しのような中で生まれた子。

■玉依比賣命(タマヨリビメ
上記でも触れたトヨタマビメの妹。子を残して海に帰ってしまった姉の代わりにウガヤフキアエズを養育した。その後ヒコホホデミの妻となり四子を産み、末子のワカミケヌが後に神武天皇となる。

神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレヒコ):神武天皇
日本神話に登場する人物で、日本の初代天皇。即位前を神日本磐余彦尊というんだそうな。

こうやって調べてみると、全然分からなかった祭神も関連がちゃんとあるんだ。
漢字や読み方も複数あるから紐付けが難しいんですよね。




社殿の左側には社務所があって巫女さんもいました。
巫女さんがいるところに訪れることは少ないのでちょっと緊張、おみくじを引かせてもらいました。
結果は… 微妙な末吉。
末吉って吉より良かったんだっけな?




境内社は全部で5つ。

社殿右側に親母神社、合祀殿、小山天神社 の順。


秋葉社は少し離れた場所に鎮座しており、専用の鳥居あり。
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神馬さんも居たな。
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それから土御前社。

知立神社西側には知立公園があり、5月6月には3万株余の花しょうぶが咲き誇ることで有名なんです。
土御前社はこの花しょうぶ園を通った先に鎮座しています。


社号標。
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訪れたときは時期が違うのでこんな光景。
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おじゃまたくしー
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神明鳥居。
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お社は撮ってなかった…(TT)




こんな感じですかね。

1号線沿いに鎮座しているので、知立を通過する際は是非とも訪れてみてください。
境内の駐車場も広いので、普通の日であればよほど停められますよ。




それにつけても、知立の神社は把握しているところは11社で、この記事で6社目だからあと5社だけなんだ…

場所も分かっているし毎日のように横を通る神社もあるんですが、簡単に参拝して知立はもう終わりってなるのがなんだか寂しい。。。

大好きな食べ物は最後までとっておく性格なのだ。
だからもったいぶってまだ行かないでいる。



食べ物は誰かに取られたりして無くなるとしても、神社は簡単に逃げたり消えたりしないから。