天神社 - 安城市小川町

安城市小川町の矢作川沿いに鎮座している天神社。

まずは鳥居と社号標の黄金セットで始めましょう。

いい天気。

社号標は明治二十八年八月。
鳥居は明治●十三年一月。

鳥居に関しては一部漢字が読めなかった。『卵』の字の点を取ったような字だったけどな。

ここいらの地域の鳥居や社号標は明治表記のものが多い印象。

鳥居を正面から。

雲ひとつ無い晴天で神社めぐりには最適だなぁ

以前紹介した矢作川沿いに鎮座する素盞鳴神社と同じく、左手側にご神木・手水舎・棒倉庫（正式名称なに?）がある配置。
右に土手があるとどうしてもこの配置になりますよね。

手水舎。

その傍らには、力石と地搗石。

力石は何度も見たことがあるけど、地搗石なんて初めてだ。なんなんだろう。。。

さあ、そして狛犬さん。

阿型。

吽型。

明治29年8月製の狛犬さん。
岡崎現代型が圧倒的に多いこの地において、このタイプと出会う機会がなかったから嬉しかったー
眉毛太いね。阿方は角、吽方のは宝珠(ギボシ)と呼ばれるものが頭上にある。

興奮したのでアップ写真まで。

こわい・・・　　とか言わないの。

堪能してからその後ろには拝殿…　じゃなかった神楽殿だった。

支えがすごい。

中を覗いてみると、なにやら絵が飾ってあるぞ。

『出征軍人記念南山対戦争之図』　明治三十九年午四月（午四？）

歴史を感じるなぁ　こうゆうの神楽殿に飾ってあるのは始めてみました。

その神楽殿の裏に拝殿＆本殿があるわけですね。

賽銭を投げ入れて、二拝二拍手一拝。
”珍しい狛犬さんに出会わせてくれてありがとうございます。おまけに貴重な絵まで見せていただいて私感謝感激雨嵐でございます”

詳しい地図で見る

ヤフー地図やグーグルマップでは天神社の表記ありませんが、ちゃんとありますよ。

近くに寄ったときは是非参拝しにいってくださいね。