そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

神明宮 - 安城市河野町

近くに目印がないから場所を説明しにくいんですが、
JR西岡崎駅から南西(南南西のほうが近いかも)へ1.6kmに位置しています。

安城市河野町の神明宮。


スピードがついつい出でしまう県道78号線沿いにあります。



道の反対側から写真を一枚ぱちり。
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中心に社号標があって、この細い道を行くと境内に入れます。



植木から社号標がぴょこんと顔出してるのがかわいい。
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これじゃあ建立時期が見えないじゃん、と嘆きましたが、
このすぐ後ろの境内からなんとか社号標に辿りつく事がでけた。

大正10年10月製。




鳥居は南側を向いて、太陽の光を燦燦と浴びていて日向ぼっこ中。
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この鳥居はどの分類に入るんだろうか…

笠木と島木があって反りが無い直線。
貫は貫通しないタイプ。

山鳥居が一番近くなるのかなーと、鳥居種類の一覧でみてみるんですが
明神鳥居の部類に入るだけで、正式な名前はとくに無いかもしれませんね。


年代を調べようとしたものの判別できず。
でも、愛知県神社名鑑では大正6年7月建立と記されていたので、それがこの鳥居で間違いなさそうです。




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おおお、灯籠は青銅製だ。
ここらへんでは珍しいのでまじまじと見とれてしまう。
台座は六角形だ。




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おおお、でっかい水盤だ。
彫られてるのはなんて文字か判別できない。




拝殿と狛犬さん。
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阿。
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吽。
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狛犬は昭和3年5月生まれで、ほかに比べてちょっと釣り目かなーと。





社殿の横まで歩いて本殿を撮ってみる。
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えーと
千木は内削ぎで鰹木は4本。

祭神は天照皇大神なので基本からすれば合っていますね。


そういえば最近、奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で3世紀前半のものとしては最大の建物の跡が見つかったとか。
卑弥呼の宮殿の可能性が高いらしく話題になっていましたね。

ニュースでやってた宮殿の再現映像を見たんですが、そこにも千木と鰹木と思わしきものがちゃんと付いていた。
そんな昔からあるものだったのかな、それって。
元々は建物の補強のためだったらしいのであってもおかしくないのかもしれませんが。





唯一と思われる境内社
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社名の表記がないから全然判らないじゃないか…

と思っていたら、瓦にはこの文字。


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だから単純に御鍬社かと。





社殿をすこし引いたアングルで撮ってみるの図。
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境内から鳥居の外を撮ってみるの図。
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田園とビニールハウスの光景が広がっている。

この近辺は田んぼだけじゃなくて、ビニールハウスがけっこうある。(なに育ててるのかな?)

住宅とビニールハウスに囲まれて、
県道78号線からは本殿のおしり側が見えるかたちになるので、
『 隠れ家秘密基地的そこらへん神社 』に認定させていただきます。


素敵そこらへん神社。




ただし、でっかいクモの巣が多い…


クモだいっ嫌いなんだ。

保育園のころ黄色と黒のでっかいクモが現れて、泣きながらみんなで逃げ回った記憶がある。

太田先生が丸めた新聞紙で退治する姿を見て、
将来この先生と結婚しようと心に決めたもん。

そしてでっかいクモから身を守ってもらおうと思ったもん。