そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

洲原神社 - 豊田市千足町

小さい神社、というよりお社がぽつんとある、豊田市千足町の洲原神社です。

地図をみるとトヨタ自動車三好工場のすぐ隣りにあるものだから、てっきり会社内の神社だと思ってあまり期待してませんでしたが、誰でも訪れることができました。
 
 

 
イメージ 1
 

お社の手前に駐車スペースがあったので車を停める、と、すでに車が1台停まっていて、おじさんが外に出てじっとこちらの方を見ている…

うう、もしかして勝手に駐車しないように見張ってるのかな…
そんな場所でもないと思うんだけど、もし注意されたら神社巡りしていると説明してさっさと退散しようか。
 

そんなことを考え背中に視線を感じながら石段前。
小さな神社らしく、小さな水盤。
イメージ 2
 
 
 
 
正面のお社。
イメージ 3
 
 
これが洲原神社だと思い込んでいたけど違うみたい。
十二支薬師如来と側の石柱に刻まれている。
 

とここで、先ほどのおじさんが近寄ってきて話しかけてきた。

注意されると思いきや、どうやらそうではなくスズメバチを観察しているご様子。
この十二支薬師如来の扉の下にある穴から、スズメバチが出入りしていて中に巣を作っているようだ。
おじさんは近くでミツバチを育てており、ミツバチを襲うスズメバチがどこからやってくるのか調査していたんだとか。

たしかに、話をしている最中にも大きなスズメバチが穴から出入りしていた。
 
 

危ない危ない、知らずに襲われてしまうところだった。
極力近づかないように素早く参拝を済ませよう。
 
 
 

十二支薬師如来の左側に、目的の洲原神社がありました。
イメージ 4
 
 
社号標にもちゃんと『洲原神社』
案の定小さなお社、台座もかわいいね。
 
 

屋根にはミノムシもぐっすり。
イメージ 5
 
 
 
おじさんにお礼をいってお別れ。
由緒碑などは無いと思ってましたが、側道に見えるかたちで看板がありました。
 

 
イメージ 6

 
イメージ 7


【洲原社】
創建年代は不明であるが、神仏混合の社である。かみとしてイザナギイザナミ・アメノミナカヌシノカミを、仏として薬師如来十二神将が祀られている。
江戸時代末期の社の改築の記録を示す棟札が残されている。
また、境内には白山社と山の神も合祀されている。
社の背後の明蓮山(現トヨタ三好工場内)には、猿投古窯の窯跡も点在していた。
窯跡からは奈良~平安時代の須恵器や鎌倉時代の山茶碗が発掘されている。
 
 
洲原神社といえば以前、刈谷市井ヶ谷町の洲原神社に訪れたのが記憶にあるが、ネットで検索してみると、総本社(?)は岐阜県にある洲原神社ぽい。
 
白山神社(白山比咩神社)の前宮で、古くから白山信仰の対象であり、豊作、厄除け、夫婦和合、子授けなどにご利益があるという。
 
 
(あ、近いうちに白山比咩神社(白山系の総本社)に行ってこようと思案しています。)
 
 
 
ちなみに、最後の2枚の写真がなぜ夜なのかというと、ここの洲原神社を去る祭に看板を発見、またすぐ戻るとおじさんと気まずくなるので、他の神社を巡ってから最後に再訪したわけであります。