そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

天神社(天満社・天皇社) - 安城市堀内町

安城市堀内町に鎮座しています、天神社(天満社・天皇社)。

堀内公園の南にあります。

古墳神社シリーズということで、
安城市教育委員会の古墳の説明書きがありました。

古墳時代後期(七世紀頃)の円墳です。
 規模は高さ3.25メートル、東西21.5メートル、南北23.6メートルあります。
 墳頂に天満社の社殿が建てられていることから、天満山古墳とも呼ばれています。』

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狭いけど車通りの多い道から、一本住宅街に入るとこの石段前になります。

目的があって来ないと社殿も見えないから、
ちょっと穴場的で、隅っこ大好き人間には心くすぐる場所かも。


石段右手には秋葉神社
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石段左手には2つの社。
しゃがんで見上げると一応扁額(?)があって、
左は「若宮」
右は「田村社」と書いてある。
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田村社なんてはじめて聞いたな。


一度目に訪れたときに、賽銭投入口から中を覗こうと顔を近づけたら
中からスズメバチが出てきてびっくりした。
社の中にハチの巣でも作ってるんじゃ?と、なるべく近づかないようにしましたが、
後日訪れてみると投入口にはこの張り紙。
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やっぱりハチの巣あったんだ… あやうく目を刺されるところだった。

御祭神はスズメバチとか言わないの。



社号標と社を見上げてみる。
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石段を上りきってお社さん。
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鐘のイヤリングしてるのがかわいい。



見上げると由緒書きがありました。

天皇社 由緒
この社殿はもと菅原道真公を御祭神とする天神社が奉祀され
氏子の崇敬を集めていましたが 大正三年神社合祀により
桜井神社へ遷御され しばらくは空殿のままになっていました
その後 堀内住民たちの要望により堀内町屋敷一五六番地に
御鎮座の天皇社をこの社殿へ遷し奉り今日に至っています

天皇社の御祭神は建速素佐之男命と称し奉り農耕守護・
悪疫防除・町内安全の神として崇められています

社殿の建築は長年の風雪や災害により損傷甚だしい為
このたび住民の浄財により修復され益々神威は高揚されました

昭和五十六年六月吉日 謹識


えー ということは、今は天神社ではないということ?

天神社なのか、天満社なのか、天皇社なのか、ばらばらでもう訳わかめ。



扁額は黒字で堂々と天皇社。
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墳頂にはもう一つ摂末社があって、稲荷社。
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朱色がかなり目立ちます。



墳頂はやはり、風が通って気持ちが良かったな。


近くを通ってたまたま寄るってことはないだろうから、
是非ここを目的にして一度訪れてみてはいかがでしょうか。