そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

山中八幡社 - 安城市小川町

安城市小川町に鎮座する山中八幡社。

アイシン精機小川工場・西尾工場のすぐ東にあります。

ここはグーグルマップでもマピオンでも最拡大しないと見つけられないです。
手持ちの道路地図では鳥居マークがあったから目指して行けたものの、
ドライブ中偶然見つけるってことはないだろうな、な場所。

そういった神社ってどれくらいあるんだろう… 気が遠くなるなぁ



車でいくと社殿側からになるので、順を追って鳥居から紹介。
イメージ 1

住宅のすき間を縫って歩いてくるとこう。
隠れ家的。



社号標と明神鳥居。鳥居は昭和54年11月製。
イメージ 2


その横には由緒の石碑。
イメージ 3


【祭神】
與田別命=誉田別命応神天皇
辨財天

当八幡社の創立は永緑三年比の地に鎮座され里人の氏神として
尊崇すること篤く以来三百有余年の歳月を過ぎ明治四十三年
十一月一月小河郷社へ合祀されていた… (略)

永緑て書いてあったけど、、 緑=禄で誤記だよね?
年号一覧みてもそんな年号なかったし、明治四十三年から三百有余年前だったし。



社殿の前に境内社
イメージ 4

イメージ 5

由緒の祭神には辨財天とあったけど、これが辨財天社かな。
また別になるのかな、だとしたら不明です。
ここだけ木の影に隠れて薄暗かったです。



手水舎。
イメージ 6

イメージ 7

がっしりとして意外にも立派な造り。
これだけの太さの足があったら何年も持ちそうですね。
水口は石造の龍。


そしていよいよ社殿。
イメージ 8

正面はガラスの扉になってる。


どこまでも青い空を見上げる狛犬さん。
イメージ 9

イメージ 10



狛犬さんに見習って上を見上げてみると扁額。
イメージ 11

なんだか珍しく真横をむいている。
いや、横から見てみると真横どころか微妙に上向きだった。
扁額さんも青空を見たいくらい、清々しい天気で気持ちよかったです。



賽銭投入口を開いて覗いてみる。奥もガラスの扉。
イメージ 12



本殿を横からぱちり。
イメージ 13

鰹木は6本に、千木は内削ぎ。




社殿を目の前にして左手には田園が広がっているんです、こんな感じ。
イメージ 14


いい眺めだな~ とぽわぽわしていると、その下の方からガサガサとした音が聞こえてきた。
次第にその音は大きくなってきて、生き物なのはわかるんだけど、それが何なのかわからない。

え、なに、なんなの、いのししとか!?
パニクった頭の中で、もののけ姫の最初のシーンが思い浮かんだ。
森の中からタタリ神が現れる場面、アレに似ている。

次の瞬間、そいつがぴょんと現れた。
犬だ。しかも2匹。

首輪繋がれてないし、おそらく野良犬で兄弟だと思う。ハァハァしてちょっと恐そう。
犬の種類は詳しくないからあれだけど、警察犬にいそうなタイプ。

襲われたらどしよー と立ちすくんで、透明人間の真似をしていたら
すぐに来た道を戻って走っていってしまった。

よかったー。
誰もいない神社の中で獣に噛まれた変死体とかやだもん。

久々に冷や汗ものの恐怖体験してしまいました^^;




車で来た道をまっすぐ突き進んで、反対側からの場所からはこんな風景です。
イメージ 15


真ん中に山中神社。

右の田園がタタリ神がやってきたところ。