そこらへんの神社!

知立・安城・刈谷・岡崎・豊田周辺の神社めぐりをしています。

荒神社 - 安城市安城町

こんなところに神社あったかな?

というのが第一印象の、安城市安城町に鎮座する荒神社。

県道48号線(岡崎刈谷線)脇にあるそうで、よく通る場所だけに神社があるというのが意外だった。




到着してみるとあったよ、しかも鳥居まであるし。
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交差点でカーブもしているし、境内は気持ち沈んでいるようだからドライバーには気付かれにくいんじゃないかな。




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境内は△の右下を4時方向に引っ張ったような形をしていて、その先端に社号標と鳥居が建てられています。

車通りが多いから視線が気になって、写真を撮ったり社号標や鳥居と戯れているとちょっと恥ずかしい。

社号標は 26×25.5 と微妙に正方形じゃない。
年代は『昭和11年 丙子 天 8月』と、どう捉えていいか不明。





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鳥居の年代は不明。
石質は花崗岩で荒め。
左の貫はナナメ、右の貫は完全に無くなっている。

コンパクトな鳥居なので、手を伸ばすと簡単に台輪に届いてしまうほど。

走り高跳びのトップ選手なら、意図も簡単にこれくらいの高さを跳び越えてしまうんだろうな、ほどの高さ。

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あ、それから足元にはくるくると回せる石付きの百度石。
数を数えるためのものなんだろうけど、どうやって使うんだっけ。
左右に移動させるのは知っているけど、こういう百度石は初めてだ。




鳥居をくぐった境内の様子と、右手の由緒書き?掲示板?
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板の文字を何とか読めないか顔を近づけてにらめっこしていると、隣の道に軽トラックが止まった。

年末だったから門松の準備をしに来たようだ。
青竹を抱えたおじさんがせっせと働いていた。

あいさつと少しだけ話をすると、ここの荒神社は水に関係する神様を祀っていると教えてもらったのはありがたかったんですが、それを証明する資料がなにもないんですよね。






水盤。
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文字を青く塗られたのを初めて見た。深さは6cm。





狛犬さんとお社。
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狛犬さんは一般的な岡崎現代型の、阿-玉、吽-子供 タイプ。
昭和11年4月奉献。



阿の狛さんから股抜きシャッターしてやんよ。
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お社の中。
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お社の横には、さっきおじさんが持ってきた青竹だ。
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意外にも境内社も1社あり。
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草木が生茂ってとても近づけなかった。



丸い水盤もあるんですよ。
さっき紹介した水盤と同じく文字は青色。
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社名は不明。




ここの荒神社についての由緒や祭神についてはなにも得ることが出来なかった。

ネット検索もゼロ。
愛知県神社庁にも載っていない... というか、いつのまにかサイト閉鎖されていたし(TT)
諸般の事情ってなにがあったんだろうか。





最後に社殿側から鳥居方向の写真です。

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